いつも遠くから気になっていた岩手山を歩いた。
歩行時間は、写真を撮りながらだったので、9時間かかった。
絶好の好天に恵まれ、途中の紅葉が日に照らされ葉がより紅く見え、何度も立ち止まった。
頂上付近は風が強く、冷たく、パーカーや手袋が必要だった。
岩手山は百名山の一つに数えられているが歩くコースは、かなり自然のままになっておりそれなりの覚悟がないと危ないかも知れない。
自宅から岩手の村まで1日で着くのは無理なので、昨日は奥州市のホテルに泊まった。
自分ではこの地には初めて来たつもりであったが、JRの水沢駅の名前を見た途端、30年位前にここに出張で来ていた記憶が突然蘇った。
そういえば、水沢市が合併などをして、奥州市という名前に変わっていたのであった。
出張先は、ここの水沢緯度観測所であった。
現在は水沢国立天文台という名前になっている。
予定にはなかったが、見学が可能だったので、2時間ほど色々と見て回った。
とても興味深く見学できた。
同じく見学に来ていた家族の大人の娘さんと一緒に、鉄のボールをぶつけ合う電子と陽電子の衝突の実験をした。
変なおじさんだと思っただろうな。
知っている人は知っているし、知らない人はまったく何のことか分からないと思うが、Z項というものを発見したのは、この観測所の明治時代の木村先生だったことを知った。
この先生の、「科学の心」という講演の時の肉声が聞けるようになっていて、ノーベル賞を受賞された本庶さんの言葉と相通じるものがあり、じっくり拝聴した。
(内容は、木村榮、Z項、で検索すると見つかります。)
大きなアンテナのそばで、メンテナンスをされている方がいたので、色々話をしていたら、、何とその方は私が勤めていた同じ会社の方であった。何という奇遇であろう。
いつもながら思うことだが、自分から動くと、期せずして新しい出会い、発見、感動、驚きなどが得られる。
これからも積極的に動きたい。
12時間の超ロングドライブの末、やっと村に着いた。
また宿の皆さんの笑顔を見ることが出来た。
こちらの日中の気温は関東とほとんど変わらず、とても暖かい
今日は、7時間の長時間ドライブであった。
しかしながら、オートクルージング機能のおかげで、疲れはほとんどない。
特に、アクセルとブレーキ操作が頻繁に必要な時に、オートクルージングにすると、気疲れが無くなり、安心して走れるのでとても助かる。
思えば、これも1年前の追突事故のおかげである。
追突されなければ、当分オートクルージング機能が付いた車を買うこともなく、また岩手まで頻繁に車で来ることも出来なかったと思う。
いま車は自動運転車の完成に向かってまっしぐらであるが、これが実用化されれば、寝て目が覚めたら目的地に着いているのでさらに年をとっても、いつでも好きなところに自由に行ける!
随分時間が空いてしまったが、日曜日からまた東北への旅に出る。
ちょうど紅葉が始まる頃らしいので、東北の村のまた別の顔が見られることを期待したい。
今回は、百名山の一つである、岩手山にも登る予定である。
頂上はかなり寒いと思われるが、前回盛岡市内から見た優美な岩手山の姿がずっと気になっていたので雪が降る前に登っておこうと思う。
先日ノーベル賞を受賞された本庶さんが、ゴルフのために今も毎日筋トレをされていると記者会見の席上で言われていた。
実は私も一か月ほど前から、山登りのために下半身の筋肉を重点に、筋トレを始めた。
きっかけは、8月に行った北アルプスでの敗退であった。
いつもならザックが重くても、2,3時間も歩けば、ザックの重さに体が慣れてくるはずが、丸一日たっても一向にその気配がなく、いつまでもザックの重さが体に重くのしかかっていた。
このような状態では縦走は難しいと思い、大きく予定を変更して、2日目には早々に下山してしまった。
そして、その下山の途中で、先についた右足の曲げた膝を元に戻そうとしても太腿にどうしても力が入らず、立ち上がれず、そのまま1,2mズルズルとお尻をついたまま滑り落ちてしまった。
膝が痛い訳でもなく、力が太腿からすっと抜けてしまう感覚であった。
筋肉疲労で、限界を超えていたのであろう。
普段のザックよりも重たかったというせいもあるだろうが、これまで20年間以上歩いているが、初めての経験であった。
あの時のショックは強烈であり、いまでも忘れられないし、これからも忘れることは無いだろう。それほどショックであった。
北アルプスへ向かう前日に、山のガイドさんから聞いた、「小さな危険に対し、その場でそれを認識し対応する小さな行動が必要」という言葉が途中で何度も脳裏を横切り、下山することを選択して正解だったと今も考えている。
(一昨日そのガイドさんにお会いする機会があったので、その時の事を話し、お礼を申し上げた。)
筋トレを始めて1か月ほど経ち、その間、富士山や高尾山を歩いたが、筋肉は嘘をつかないというのは、本当だと実感している。
筋肉は何歳になっても、鍛えればそれに応えてくれるという。
生涯山を歩くために、これからも筋トレは続けなければならないと考えている。
12年前に、白馬の雪渓を歩いていた時に偶然会った当時の同じ会社に勤めていた男性を、今日都内の電車の隣の車両に座っているのを見かけた。
お互いをよく知った仲ではなかったし、覚えているかも分からないので、声はかけなかった。
しかしながら、突然昔歩いた白馬の雪渓をまざまざと思い出した。つい最近家で、また白馬にでも行ってみようかなとつぶやいたばかりだった。
こんな事があるんだと、12年ぶりの邂逅に驚いた!
通勤などでは、同じ人を見かける事は、日常茶飯事であるが、今日の様な事は初めてであり驚きである。
初めて会った人と別れる時に、また機会があればどこかで会いましょうという事があるが、やはり有り得るんだ。
話は飛ぶが、江戸時代に、仇討ちのために、全国を歩き回り、何年も経ってから親の仇を探し出したという話があるが、本当なんだと思った。
これからも、昔に想っていた人などにも会う可能性があるのかなと考えると楽しくなる。