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宮沢賢治記念館へ

20数年前にも行ったはずだが、すぐそばまで
来たので、宮沢賢治記念館を訪れた。
記憶に無いので、多分建物は新しくなっているのだろう。
展示方法も他には見られない、とても分かりやすい配置だと感じた。

この記念館を見ながら、これからの将来、数十年間このようなある特定の人物の記念館というものが建設される事があるのだろうか、とふと思った。

宮沢賢治のような、多分野に秀でて、今だに語り継がれるような人物は、残念ながら全く見当たらない。

ふたたび東北へ

また東北へやって来た。
いつもの宿のご主人には、笑いながらお帰りなさいと声をかけて頂いた。

今まで真夏に田野畑村に来たことはなかったが、東北も結構暑い。関東より、やや涼しいという感じだろうか。
敢えて今まで経験していない時期を狙っていたのでこれはこれで良かったのだろう。

復興

半年ぶりに東北を回っている。
海岸沿いの町では、半年前に比べてずいぶんと新しい建物が
増えてきたように思われる。防波堤もその建設が進んでいる。

以前から思っていたが、あれだけの大津波がまたやって来る可能性があるのに、なぜ大震災以前と同じ場所にまた建設するのかが、ちょっと理解できずにいた。

漁業の人たちは、海に近いほうが良いのは理解できるが、それ以外の人たちは、もっと海から離れたところに住むべきではないかと、ずっと思っていた。

しかしながら、何度か東北を訪れるうちに、何度津波が来ようと自分が生まれ育った場所に住み続けたい、津波に負けるものかという気持ちで住み続けているんだろうなあ、と今回ふっと思った。

 

久しぶりの東北へ

このところ色々な事が続き、行こうと思いながら行けなかった東北へ、やっと明日向かう事が出来る。
東北では桜前線はちょっと前に通り過ぎたばかりなので、新緑の東北に出会えるだろうか?

各地の復興がどのくらい進んだのかも気になる。

顔なじみになった人たちと再会できるのがとても楽しみである。

動く事が大事

今日の銀座での出来事は、本当に思わぬ再会であった。
3日前から東京に来ていて、明日には村に帰られるという方にバッタリと出会ったのは、何という邂逅だろうか。

豊洲に行く前に東銀座に立ち寄るというのは、明日の予定であったのに、たまたま他の都合の関係から今日に繰り上げたのであった。

いつも思う事であるが、自らが積極的に動くと、必ず何か得るもの、良いことがある。
たまには何か予期しない悪いことも起こるかも知れないが、たいていは良い方向の出来事だったように思う。

これからも体が動く限りは、積極的に行動を起こして行きたいと思う。

田野畑村の人に会ったせいか、無性にまた村に行きたくなって来た。

またも復興支援

東銀座にあるいわて銀座プラザで復興支援を終え、店を出ようとしたら、たのはたのジェラートはいかがですか〜という声が聞こえた。

田野畑村ではジェラートは見かけなかったのでそこに寄ってみたら、なんと奇遇なことに田野畑村の役場で色々お話して、お世話になった
方が、目の前にいた。
お互いにビックリして、しばらく立ち話をした。

そのまま何も買わずに帰る訳にも行かないのでまた復興支援をしてしまった。


ワカメとゆずが入った珍しい、いかにも岩手らしいジェラートであったが美味しかった。
復興支援も大変である。

東北から帰宅

昨日、帰宅した。
走行距離は、2040kmであった。でもまだ運転したい気分である。
いつか平和になったら、車で世界を回ろうか。

今回は、4か月ぶりの東北であったが、各地で紅葉の始まる時期で十分目の保養をさせていただいた。
これでまた東北の違う一面を体験することが出来た。

東北からの帰りは、仙台の手前あたりまで、海沿いの道を走ったがやはりまだまだ大規模な土木工事が行われていた。
いつになったら平穏な町並みに戻るのだろうか。

ただ、泊まったホテルでは、以前ほど工事関係者の人は多くはなかった。
以前と違って、復興工事というよりも、未来に向けての新しいインフラ開発というような感じがした。

曜日が土日という関係もあるのかもしれないが、各地でいろいろな催し物やお祭りなどが行われていて、いままでで一番活気を感じた。

どんどん元気になっていく東北の人たちに会いに、これからも足繁く通おうと思う。

気仙沼でも祭り

気仙沼に来たら、ここではみなと祭りをやっていた。
広田湾をはるかに越える凄い人出と活気である。

車もかなり離れたところに駐車することになった。
県内はもちろん近郊の県外ナンバーの車もたくさん来ている。

日曜日ということもあり、家族連れが目立った。
食べ物の前はどこも長蛇の列であった。

被災地にとっては、被災地に来てくれるだけでいいと言われているが、このたくさんの人たちを見ているとたしかに、被災地に来て地元の人たちが作った土産を買うだけでも地元の人たちへの励まし、多少の復興支援になるのではないかと思える気がする。


(肖像権の問題があるので、顔が映らない場所で撮影)

東北で元気をもらった

大船渡から気仙沼に向かう途中、広田半島という、私が知らない名前の半島があったので、寄ってみた。
そこでは、広田湾大漁祭りを開催しており、沢山の人が集まっていた。

そこで焼きホタテを売っていたので、並びながら、後ろについた高齢の姉妹に話しかけたら、お姉さんの方は、ここ広田で、津波で家が全て波に持っていかれ、今は妹さんのいる大船渡に住んでいるとの事だった。
大漁まつりに集まっていた広田に住んでいた知人達に懐かしそうに声をかけていた。

漁業関係の新しい施設は、岸壁に近いところに作られ祭りには、沢山の人が集まり、活気が溢れていた。
地元の若い人たちの元気な和太鼓の演技を見ていたら、やはり海の人たちは、海のそばでないとダメなのだろうなと思うと同時に、元気をもらったような気がする。
またちょっと涙が出てきた。

津波がまたいつ来るかも知れなくとも、やはり海のそばがいいのだろう。

焼きホタテは、1枚300円となっていたので、1個かと思ったら、2個で300円!!

新しい復興商店街

ここ大船渡にも新しい商店街が出来ていた。
名前は、おおふなと夢商店街。
昨年4月の落成とのこと。

ここは海に近いが、奥まった湾のようになっているせいなのか、盛り土は3mほどだと言う。
海のそばで育った人は、海のそばからは離れられないと田野畑村でも聞いた。

他の被災地同様、若い店主が多い感じであった。
やはりゼロからのスタートは、若いエネルギーが必要なのか?

せめて気持ちだけは、若い気持ちを持って新しいことに臨んで行きたいものである。