会社へ行くために、早い時間に起きるも、テレビでJR横浜線が運休となっていることを知る。
車にガソリンを入れておこうと思い、食料の買い物がてら、いくつかの
ガソリンスタンドを回ったが、すでにどこも完売の張り紙があり、閉まっていた。
開いているガソリンスタンドもあったが、早朝にもかかわらず既に長蛇の列。
ガソリンセーブのため、諦めて帰宅。
ガソリンは、既に4分の1弱しか残っていないので、いざという時のためにガソリンが問題なく供給されるまでは、車に乗らないことに決める。
この日から、東京電力が、計画停電の実施を発表。
我が家では、10年以上?前の大雪による停電以来、暖房は昔ながらの石油ストーブを使用しているが、灯油も残り少ない。
いざという時のために、鍋、ペットボトルなどに水を貯める。
再び近くの大型薬局で、多少の食料を購入。それほど大変な食糧事情には陥らないだろうと楽観的に考えて、大量の備蓄は避ける。
「雑感」カテゴリーアーカイブ
東日本大地震 発生後の記録(2011年3月12日 土)
東日本大地震 発生後の記録(2011年3月11日 金)
午後2時46分、会社で仕事中に、それは突然やって来た。
それも長い時間続いた。
その後余震が来たので、階段を使用し、建物の外に非難。
大きな余震はおさまったようだが、携帯のワンセグには東北地方の
信じられないような光景が映し出されていた。
携帯の電話は通じず、メールで家族全員の安否を確認するまで
1時間以上かかった。
首都圏の鉄道は全てストップしたとのニュースがあったので、バスで
帰宅を考え、JR五反田駅でバスを1時間ほど待ち、渋谷駅へ。
バスの中では、他の客が、渋谷では、数万人がバスを待っていると話を
していたので、その時点でこの日のうちの帰宅を半分あきらめた。
バスの隣の席に、6ヶ月の赤ちゃんを連れた若いお母さんが乳母車と
手荷物を持って乗り込んできた。あまりの混雑で、そのお母さんの
手荷物を私のカバンの上に乗せ、乳母車も私が支えて、1時間半後に
渋谷に到着。
他の乗客とともに、そのお母さんが乗るバス停まで、一緒に付き添う。
さあ、次は自分の心配。 帰宅難民となるか?
漫画喫茶やカプセルホテルを当たるも、全て満席。
某大学が避難所として提供されているとのことで、そちらに向かう。
途中、2,3個所コンビニに寄ったが、パンやおにぎりは全て売り切れ。
かろうじて、小さな袋のお菓子をゲット。
大学の体育館?には、すでに多くの人が避難していた。(写真)
大学では、ホッカイロと防風シートをゲットしたが、そこの職員から
半蔵門線が動き出したとのことで、表参道駅に向かう。
しかし、実際にはまだ動いておらず、駅の通路に新聞を敷いて、
長期戦の構え。他にも沢山の帰宅途中の人が。
夜10時半過ぎに、電車が動き出した。
翌日の1時過ぎに、やっと中央林間駅にたどり着き、迎えに来た息子の車で、2時頃に帰宅。
久しぶりの雑感
久しぶりの雑感です。
先日の通勤時の事だった。
来た電車の2つ並んで空いていたシートに座ろうとしたら、
50過ぎ?の女性がもう一つの空いたシートの前に来て
老人が2人来るので! 、と言って強引にそのシートを取られた。
私は反対側のシートが空いていたので、そちらに座った。
2つのシートには、その女性の両親と思われるご夫婦が座られた。
地方から出て来たのだろうか、キョロキョロしながら
ご夫婦が話をしながら、周囲を見ていた。
そのご夫婦のご主人の方は、見た目や雰囲気が、2年前に他界した
私の父を思い出させた。
その途端、生きている父にもう一度会いたいなあと、ふっと思った。
そんな感情が湧いたのは、父には悪いが父が亡くなってから初めてだった。
しばらくそのご主人を反対側のシートから眺めていた。
その時には、先ほど強引に席を確保した娘さんを親思いの人と、許す事が出来た。
終点で降りた時に、その娘さんはお父さんの大きな荷物を
代わりに持ってあげていた。
とても清々しい気持ちで眺めながら、私も近くを歩いていたら、
突然娘さんがお母さんに向かって、
「うるさわね! 余計なお世話よ!」と怒気を含んで強く叫んだ。
「・・・・」
盲導犬って凄い!
今日、電車に盲導犬が乗っていた。
ずっと犬を見ていたが、40分位楽な格好で、ずっと寝そべって
時々目を閉じていた。
しかし、ある駅名のアナウンスを聞いた途端に、むくっと立ち上がり、
電車から降りる体制になっていた。
その盲導犬の主は、何も合図をしていなかったのに。
思わず、凄いとつぶやいてしまった。
盲導犬は、いかにも賢そうだが、こんなに凄い能力を持っているなんて!
沢山の子供たちが
今年の宇宙研には、例年に比べ随分沢山の子供たちが
見学に来ていました。
理科離れが進んでいる中で、溢れんばかりの子供たちが
来ているのはとても嬉しい事です。
そんな中で、お元気な笑ころのNさんにも
お会いしました。
嬉しい一言
今日は、休日出勤で、時々利用している駅構内の店でジュースを頼んだら、
「今日もお仕事ですか?」と聞かれた。
そしてジュースを渡される時に、「頑張って下さい!」と声を掛けてくれた。
今日も頑張らなくちゃ!(*^_^*)
一山百楽
今朝のテレビで、山岳写真家、日本のファーブルとも呼ばれた、田淵行男の
ことを放映していた。
山をやる人なら皆さんご存知なのかもしれないが、私は正直あまり良く知らなかった。
この方は、「一山百楽」という名言を残したそうで、彼はその一回一回は決して
同じ常念ではなく、いつも何か新しい出会いがあると言って、200回以上常念岳に
登り続けたそうだ。
私は、この「一山百楽」という言葉を聞いて、自分はこれだな!と思った。
私も、数えたら丹沢には周辺の山域も含めて、200回以上の山行を数える。
色々な制約から、丹沢だけを歩き始め、一昨年には、S社の登山地図にあるコースを
完全踏破したが、それでもまだ歩き続けており飽きることはない。
同じ山でも、四季折々色々な顔を見せるので、田淵行男が言っている様に、まさに
「いつも同じではなく、いつも何か新しい出会いがある」と実感している。
だから、これからも丹沢を歩き続ける。
夏は近い??
先日、帰宅時の電車の中で。
途中の駅で、若いお母さんと、4,5歳位の男の子が乗ってきた。
私は、本を読んでいたが、すぐそばだったので、二人の会話が
耳に入ってきた。
子 「お母さん、○○ちゃんの誕生日はいつ?」
母 「8月よ。」
子 「じゃあ、もうすぐだね」
母 「夏だから、まだ随分先よ。」
子 (まじめな顔で)「春、夏・・」
母 「??」
本を読んでいた私は、思わず笑ってしまいそうになった。
子供の発想は、大人にはうかがい知れないものを持っている。
やはり、独創的な発明は、若い時でないと出て来ないのだろうか。
ガイドウォークに参加
先日、山に行った時に、山頂で無料のガイドウォークをやっていたので参加した。
山頂周辺を一時間ほど、木々の説明を受けながら、歩くものだった。
天気も良く、のんびりと楽しく歩くことが出来たが、あいにく、いつもながら
木や花の名前を聞いても、初めて聞く名前だったり、聞いてもほとんど覚えられなかった。
説明をして頂いた方は、ビジターセンターの方で、名札には「インタープリター」と
書いてあった。自然について通訳してくれるという事なのだろうか。
そのガイドウォークに参加する為に、事務所で申し込んだ時に、その説明員の方に
対応していただいたが、とても感じが良い方だなあという印象を持った。
そして、ガイドウォークのスタート前に、事務所の前でその方と立ち話をしたが、
なぜか気持ちがとてもほのぼのとなった。
ガイドウォークに参加する人達が集まって来るのを待っている間も、その方は
優しい目でその人たちを見守っているという感じだった。
理由は分からないが、話していると、ほっとするというか、安心するというか
そんな感じだった。
この様な印象を持った人にお目にかかったのは、初めての経験だ。
年は、60をちょっと過ぎた位だろうか、好々爺という感じとも違う、不思議な人だった。
感じたままを正確には表現が出来ないが、あのような方を、徳が備わった人
と言うのだろうか。
このガイドウォークは、毎日やっているようなので、また、新緑のころに来て
この方のガイドを聞いてみたいと思った。
今日は寒い一日
今日は、土日とはうって変わって、冬に戻ったような寒さだったが、
でも、確実に春はそこまで来ている。
一昨日の山からの景色も、靄っていて、ひところの真冬に見られるような
くっきりとした山並みは見ることは出来なかった。
それを見ても、冬は終わりだなあと思う。
今年の冬は、昨年見つけた丹沢の秘密のゲレンデでスキーをと思っていたが
今年は雪の量が少なく、来年の冬までお預けとなった。
でも、毎年どんどん温暖化が進み、雪の量も減って行ってしまうのだろうか。
南極では、東京ドームの何万個分かの氷が溶けているのが分かったと
最近のニュースにあったが、我々の身の回りでも、地球の温暖化を誰もが
実感している事だろう。
温暖化防止を政治や商売の道具にしないで、なんとか食い止めることを、
真剣に考えなければ。
山行後の片付け
昨日は、ほんの5,6時間、それものんびりと歩いた山行だったのに、
久しぶりの山歩きだったせいか、早い時間に眠たくなり、10時半過ぎには
寝てしまった。
その代わり今朝は早起きし、朝食のあと、昨日の山の道具の手入れだ。
私は、山を歩くと大量の汗をかくため、ザックの背中にあたる部分は勿論、
ザックの中までが湿っぽくなるので、山から戻ってきた時は、ザックの中の
ものは全てザックから取り出し、一日中広げて湿気を取っている。
靴も陰干しの後、ブラシをかけ栄養剤、時には防水スプレーを施し、
いつも綺麗な状態を保っている。
また、靴の紐も、時々はずして紐に付いている、目に見えないほどの
小さな石を払ってやっている。本によると、小さな石によって、紐が切れやすく
なるとのことなので。
靴が綺麗だと、次に山へ行くときは、気持ちよく出掛けることが出来る。
登山の三種の神器は、ザック、雨具、靴と言われているが、私は、その中でも
靴が一番大事だと思っている。
丹沢あたりでは、夏などは、雨具なんて無くても良く、ザックだって、いざという時は
放り出しても良いが、靴だけは歩いて下に降りるためには必須である。
何事も足元が大事だと思う。
そんな訳で、私の登山は基本的には、土曜日の日帰りで、日曜日は
山の道具の後片付けと決めている。
後片付けも、次の山行のための準備と思うと、なかなか楽しいものです。
何事も、考え方次第で良くも悪くもなるのかも知れない。