先日、山に行った時に、山頂で無料のガイドウォークをやっていたので参加した。
山頂周辺を一時間ほど、木々の説明を受けながら、歩くものだった。
天気も良く、のんびりと楽しく歩くことが出来たが、あいにく、いつもながら
木や花の名前を聞いても、初めて聞く名前だったり、聞いてもほとんど覚えられなかった。
説明をして頂いた方は、ビジターセンターの方で、名札には「インタープリター」と
書いてあった。自然について通訳してくれるという事なのだろうか。
そのガイドウォークに参加する為に、事務所で申し込んだ時に、その説明員の方に
対応していただいたが、とても感じが良い方だなあという印象を持った。
そして、ガイドウォークのスタート前に、事務所の前でその方と立ち話をしたが、
なぜか気持ちがとてもほのぼのとなった。
ガイドウォークに参加する人達が集まって来るのを待っている間も、その方は
優しい目でその人たちを見守っているという感じだった。
理由は分からないが、話していると、ほっとするというか、安心するというか
そんな感じだった。
この様な印象を持った人にお目にかかったのは、初めての経験だ。
年は、60をちょっと過ぎた位だろうか、好々爺という感じとも違う、不思議な人だった。
感じたままを正確には表現が出来ないが、あのような方を、徳が備わった人
と言うのだろうか。
このガイドウォークは、毎日やっているようなので、また、新緑のころに来て
この方のガイドを聞いてみたいと思った。