今朝、毎日新聞の朝刊の1面に、山での遭難事故の事が、3件掲載されていた。
別の紙面にも2個所に詳細記事が載っていた。
読んでいたら、私が以前加入(現在は休会)していた山の会の9名のグループが、
20日に新潟で遭難し、現地の天候が悪く、まだ救助されておらず、連絡が途絶えて
いると書いてあった。
氏名を見ると、私が知っている方の名前が、2,3含まれていた。 一人は重傷で
一人は行方不明と書いてあった。 びっくりした。
山の会の事務所に電話を入れてみようかとも思ったが、新聞によると、家族の方々が
事務所に集まっていると書いてあったので、ご家族からすれば単なる興味本位にしか
取られかねないし、救助関係者からの電話を待っていると思われるので、電話は止めた。
新聞には、評論家が色々とああだこうだと、中高年の軽率な行動、山を甘く見ている
などと非難がましい事が書き連ねてあるが、冬山に行く人には、そんな山を甘く
見ているなんて人はほとんどいないはずだ。
特にベテランになればなるほど、山の厳しさは十分認識していると思う。
この山の会の方々もベテランの方で、指導的な役割をされている方である。
ただ、何らかの予期せぬ出来事があったにせよ、何らかの落ち度があって、
遭難したという事実は謙虚に受け止めなければならない。
今頃は、救助作業が始まっていると思うが、とにかく、一刻も早く救助される事を
祈るばかりである。