「山・旅行」カテゴリーアーカイブ

原発に想うこと

大震災が起こってから、直後のゴールデンウィークに
ボランティアで何かサポートしたいと思い、調べたら
人が沢山集まって来るので、時期を外してきて欲しいとのことだった。
そのために被災地を訪れる機会がなかなか無く、それ以来何も出来ずに
今日に至っており、私の気持ちの中でくすぶっていて、
ずっ〜と気になっていました。

今となっては、体力もないので、大したことは出来ないのですが
まとまった時間が取れるようになったので、またせめてわずかでも
お金を落とすことで、復興のためのささやかな支援になればと思い、
今回思い切って、やって来ました。

旅行初日に、原発の大熊町、浪江町に行きましたが、
自然豊かな一帯がほとんど帰還困難区域の指定になっていて
除染作業の人と車しか無く、まるで死の街になっています。
これが何十年も続くのかと思うと、暗澹たる気持ちになりました。

テレビなどの報道では感じることが難しいことを
肌で感じることが出来て、それが旅行初日で良かった。

今までは、原発は必要悪で使い続ける事は、仕方ないのかなと
漠然と考えていました。
しかしながら、今はドイツなどと同じように、原発ゼロを目指すべきだと
強く思いました。

石巻の状況

情報交流館館長のリチャードさんと対談した。
ご存知の方もいると思いますが、最近テレビで紹介されていたイギリス人のリチャードさんがNHKの取材を受けて、その際にリチャードさんと私が対談しているところも撮影された。
ニュースで報道されてしまうそうです。
でも仙台地方だけらしいので、ホッ!?

イギリス人でありながら地域の復興に尽くしている姿を見て、つい何度も有難うございますと言う言葉が出てきてしまった。

石巻は被害額において、東北で一番多かった自治体の様です。

福浦島を一周


福浦島を歩いて1周しました。
地元のおばさん達がアサリをとっていました。

話によると松島は島が多いおかげで、震災の影響はほとんどなかったと言っていました。死者は1名も出なかったとの事でした。良かった。

原発について

大熊町から浪江町及び双葉町を車で通ったが、周囲は非常に緑の豊かな森が続いていた。しかしながらあちこちが帰還困難区域に指定されており、除染作業をする人や車以外にはほとんど人が見られず、全く生活の匂いがなかった。
津波により原発の設備が破壊されたことにより、人類にとってほとんど類を見ない、取り戻すが出来ない惨事が起こった事について、改めて深い悲しみに襲われた。
旅行初日に、大きなショックを受けてしまった。
テレビなどの報道だけでは理解出来ない事実を改めて突きつけられた。

二度と絶対に、このような惨事は繰り返してはならない。

大熊町に着きました


ただいま大熊町の福島第一原発の近くまで来ましたが、写真の通り立入禁止になっているために途中で引き返しました。。
あちこちに除染作業の車が走っています。

途中の家は空き家になっていて、改めて震災の被害の大きさを実感しました。
via PressSync

まだ雪が

今日はアイゼンを持参しなかったが、
山の3合目辺りはまだ結構雪が残っていた。
雪は柔らかかったのでしばらく雪の上を歩いたが、
傾斜が急になって来たので途中で引き返した。

雪の上を歩けるとは思っていなかったので、ラッキー!