原発に想うこと

大震災が起こってから、直後のゴールデンウィークに
ボランティアで何かサポートしたいと思い、調べたら
人が沢山集まって来るので、時期を外してきて欲しいとのことだった。
そのために被災地を訪れる機会がなかなか無く、それ以来何も出来ずに
今日に至っており、私の気持ちの中でくすぶっていて、
ずっ〜と気になっていました。

今となっては、体力もないので、大したことは出来ないのですが
まとまった時間が取れるようになったので、またせめてわずかでも
お金を落とすことで、復興のためのささやかな支援になればと思い、
今回思い切って、やって来ました。

旅行初日に、原発の大熊町、浪江町に行きましたが、
自然豊かな一帯がほとんど帰還困難区域の指定になっていて
除染作業の人と車しか無く、まるで死の街になっています。
これが何十年も続くのかと思うと、暗澹たる気持ちになりました。

テレビなどの報道では感じることが難しいことを
肌で感じることが出来て、それが旅行初日で良かった。

今までは、原発は必要悪で使い続ける事は、仕方ないのかなと
漠然と考えていました。
しかしながら、今はドイツなどと同じように、原発ゼロを目指すべきだと
強く思いました。

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