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尾瀬の空中散歩

登山の関係で、遭難した自分の場所を捜索してもらえる「ココヘリ」というサービスがあるが、そのヘリコプターに体験搭乗出来る機会に恵まれた。

以前からいつかはヘリコプターに乗りたいと思っていたが、登山の関係で乗ることが出来るとは思ってもみなかった。
どのように捜索しているのかも見ておきたかった。いざ自分が実際にこのサービスを受けることになった時のためにも。

機体は何種類かあるようだが、私が乗ったヘリは、操縦士を含めて4人乗りのとても小さいヘリだった。そのために、ちょっと厚い雲などがあると飛べない事も多いらしい。
だから、遭難するときは、天気の良い日に遭難した方がいいみたい。

幸い天気も回復して、ちょっと雲があったが、眼下の尾瀬の木道などがはっきりと見えた。

ココヘリというのは、登山者が小さな発信機を持っていてそれをアンテナで受信して位置を特定するというものであるが、上空から山の中を見ると、とてもじゃないが、目視だけで遭難者を探すなんてことは不可能に近いと思った。オレンジ色の目立つ大きな布などを振り回すとかしないと発見は難しい。だから登山者は派手な色のウェアが多い。

自分がどのように山を歩き、いざという時に、自分が発見されるために、どのように行動すべきか分かったような気がする。
とても心わくわくする素晴らしい体験フライトであった。
機会があったら、また乗りたいものである。

寒い?富士

下界のあまりの暑さから逃げ出すために、富士山へ

7月2日から富士山の山開きというが、それは吉田口の方で、私がいつも行く富士宮口は、来週7月9日からなので、空いていると思って行ったら、五合目に向かう途中の車道脇には驚くほどのたくさんの車が駐車していた。五合目に着いて、警備の人に聞いてみたら、勘違いして富士宮口も今日から山開きと思ってきた人と、吉田口の駐車場が一杯でこちらに来た人もいるようだと言っていた。

宝永山手前まで歩いたが、気温は20度で、空気がとても爽やかでいつまでもここに居たかった。

 

川柳(11) 雨の中・・・

雨の中 滑る岩山 試練かな

雨が降りしきる中、岩稜登降講習を受けた。
滑る岩肌を手でつかんで登り切り、満足感に浸る。
より厳しい状況の中で、安全を確保しながら行うことは、非常に得るものが大きいと思う。
こんな状況を乗り越えられたら、普通の天気の良い状況での実践は楽勝かな? と油断してはいけない!

緑く点灯します??

中華IT製品の説明書を見ていたら、

”緑く点灯します” と書いてあったので、一瞬??となった。

充電についての説明であったが、
”充電中赤く点灯し、完全完了緑く点灯します。” と書いてあり、合点がいった。

赤の場合は、赤く と表現されるので、緑の場合も、後ろに”く”が付いて、”緑く” となってしまったようだ。

日本語を母国語としない人にとっては、日本語は不思議だろうなと思う。私は、なぜ赤と緑の場合で言い方が異なるのか説明出来ない。

だから、日本語を学んで流ちょうに話す外国人に出会うと、感心してしまう。

 

思いは通じる?

道志で、別荘の方と出会ったことを書いたが、改めて、思いは通じるのだなあと強く感じた。

ポツンと一軒家のように、日頃から山に近いところで自然に囲まれ、犬を飼って犬と一緒に山を歩くような生活をしたいなあとずっと思い続けている。

そのために丹沢の周辺の山中に古民家のようなところがないかと思っていた。たまたま知人が持っているマンションが丹沢にあり、売りに出している部屋があるよと言うので、実際に見学もしたりしていた。山を歩くときは、いつもそのような適当な場所がないかと気にしながら歩いている。

昔から、為せば成るとか、やれば出来るとかいろいろ言われているが、自分がやろうと日頃から思って動いていれば、必ず実現できるはずと期待していた。
以前の雑感でも書いたが、80歳でエベレスト登頂を実現させた三浦雄一郎さんが、「夢はやろうと思えば実現する」とおっしゃっていた。

実際には買えそうもないが、まさに向こうから夢が近づいて来てくれたような思いであった。

 

川柳(9) 山登り・・・

山登り 強い味方は 筋肉だ

半年くらい前から、夕方の散歩の時にザックに重りを入れて歩いている。
きっかけは、昨年テントデビューをしたが、テント泊となるとザックの総重量は15キロ位となりかなりの重さとなる。昨年15キロを担いで八ヶ岳を歩いたが、テント場に行くだけで体力を使い切り、翌日山頂を目指す体力はほとんど残っていなかった。

これではまずいと思い、普段から重さに慣れるために、ほぼ毎日15kg近いザックを背負って、家の近くを徘徊している。

毎週のように山に行き、成果を確認しているが、やはり筋肉は裏切らないの言葉通り、やればやるだけ、結果が付いてきていると思う。

山を歩いている時に、体力に余裕が出て来ると、目の前に急登が現れてもとくに慌てずに淡々と登ることができ、非常に登山そのものに余裕が出てきて、今までよりも早く歩けるようになり、安全につながり、かつ楽しめるようになって来たように思う。

少なくとも80歳までは山を歩きたいと思っているので、サボらずに続けよう。