教えることは学ぶこと

011022


先日、私が所属しているパソコンを教えるボランティアの会の初仕事として、ある団体の方にWORDを2日間にわたり教えた。
しかし、私は教えたとは思っていない。学ぶ機会を与えてもらったと思っている。

教える相手が、パソコンはほとんど初めての方と聞いていたので、特にそのために今更WORDを勉強しなくても、大丈夫だろうと思っていたが、いざテキストに目を通すと、自分がいままで使っていたやり方とは違う方法が色々と書かれていたり、教え方のポイントがテキストで触れられていた。

勉強すればするほど、次から次へとどんどん新たな知識が増えていくのを感じたが、実際に教えながら、スムーズに説明できない所や適当にお茶を濁したところは、まだまだ十分理解、習得していないのを痛感した。
また、教え方にも流れがあり、自分のやり方でやってみようと試みたが、残念ながらうまく行かなかった。結局テキストの流れに戻って教えることとした。
今回のように、10名近くの受講生を前に教えることは初めてであったので、自分のやり方などは所詮まだ無理であった。

パートナーの方と交互に講師役を交代しながら研修を進めたが、パートナーの方が教えている間、それを聞いていて自分が知らなかった操作方法も知ることが出来た。

受講生の方々は、皆さん非常に熱心で、ほとんど一日中ぶっ通しの研修であったにもかかわらず、誰一人として居眠りをしたり、あくびをするような人もなく、教える側として非常に嬉しかった。

この度の初めてのパソコン研修は、受講生以上に自分が色々なことを学んだのではないかと思う。
教えることは学ぶことであるのを実感した次第である。

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