011104
今日、ある人のお見舞いに行った。 ベッドのそばに車椅子が置いてあった。車椅子に乗っている人の介護をしたことはあったが、自分自身が車椅子に乗って動かしてみたことはなかった。 そこでいつもの好奇心が頭をもたげ、病室内で乗って動かしてみることにした。 万が一、不幸にも自分が車椅子を使わなければならない身となっても、これなら動き回ることにはそれ程不自由を感じないのではないかと思った。 これからの高齢化社会においては、段差のない家、社会造りが求められているが、初めてその意味、重要性が実感できた。あらゆる段差を取り払うことで、障害のある方々の世界が大きく広がる事が容易に理解できた。 物理的な段差だけでなく、あらゆる段差=差別を取り払うことによって、障害者も健常者と全く変わらない社会活動が可能となることを、健常者は認識すべきだろう。 |