前向きに

030718


 

帰宅早々、夕食時にテレビをつけたら、脳腫瘍の少年が、医者から余命1年と宣告されたにもかかわらず、奇跡的に回復したという実話の紹介をやっていた。

医者にも見放された少年の両親が、藁にもすがる思いで、心理学者を訪れた。なぜ心理学者かと不思議に思ったが、その心理学者の勧めに従った結果、何と奇跡的に少年の脳から腫瘍が完全に消えてしまったのである。

心理学者の勧めに従って何をしたかというと、親子が一緒になって、モーツアルトの音楽を聴きながら、脳の中の腫瘍を追い出してやる、病気なんかに負けないぞ、必ず元気になると強く信じ、夜も昼もそのように思い続けた結果、腫瘍が完全に消えてしまったというものである。

嘘のような話であるが、私は絶対に起こり得ると思った。思ったと同時に突然目の前が明るくなった。

解説では、モーツアルトの音楽には、免疫力を強める音が含まれていると言っていた。これは、バロック音楽やいわゆる癒し系の音楽がアルファ波を出すと言われているのと同様だろうと思う。
また、自分は元気になるんだと言う気力が、脳から免疫物質を作り出すと言っていた。これも、気力次第で元気になるのは、まさに日常の生活で誰もが経験していることだと思う。
更に、この少年の場合は、家族の支えも大きな力になっていたに違いない。

番組では、「前向きに明るく生きると、必ず良い影響がある」と解説していた。
これは、病気のみならず、全てのことにおいて当てはまることであり、だから、私は突然目の前が明るくなったのだと思う。

番組の最後に、男女のキスも免疫物質を作り出し、愛情を感じながら生きる人は、そうでない人よりも5年は長生きするとも言っていた。

(番組の内容の説明が一部正確でないところがあるかもしれないが、ご容赦の程を。)

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