人間関係

020130


私のホームページに、山のパノラマ写真をアップした。

新しいソフトを利用しての作成だった。ソフトの使い方を知ることに一生懸命で、本屋さんで立ち読みをしたりしながら、やっとページが出来上がりアップした。

しかし、会社で一緒に仕事をしている人にそのパノラマ写真を見てもらったところ、もっと縦に広い画角の写真だと更に迫力が出たのでは、とのコメントが即座にあった。その日、帰宅後そのパノラマを見直し、確かにその通りだと思った。 さらに翌日、別の人にも見てもらったら、全く同じことを言われた。
ホームページを見てもらった2人が2人とも、異口同音に同じコメントをしたと言うことは、ほとんどの人がその様に思うのだろう。

とにかく、新しいページを作り、早くホームページにアップすることばかりを考え、そのパノラマを見た人がどの様に感じるかと言うことにまでは、全く頭が回っていなかった。客観的な目を失っていたのだと思う。物事はやはり一呼吸置いてから、独りよがりの思いこみがないかどうか、もう一度考えるてみることが大事だと痛感した。

皆そうだと思うが、自分のやった事に対して批判をされることはおもしろくないもので、例えその意見が正しいとしても、言われたことにはあまり従いたくないものである。でも、私自身コメントされたことに納得していたので、批判をされたというよりも率直な意見を言ってくれたと、素直にその意見を取り入れることが出来た。

仕事上のことならともかく、私的な事については何か言いたいことがあっても、相手に遠慮して言わないことが多いものであるが、率直で建設的な意見を言ってもらったことを有り難いと思った。
また、お互いに率直に意見を言っても、言われても気分を害することのない人間関係であることを嬉しく思った。

人間関係は、すべからくこのようにありたいものである。

(その後、早速パノラマ写真に手を入れ、少しだけ画角を広げた。でも、これ以上は無理なので、あとは撮り直すしかない。)

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