011227
先週、一ヶ月ぶりに丹沢に行った。早朝に車で東名を飛ばし、7時には登山口に着いた。 移動途中はまだ暗く、闇夜の中でかすかにそのシルエットを見せていた富士山も、登山口に近づくにつれ、やっと朝日を浴びて赤く焼けたその雄姿を現した。 登山口で車から降り立つと、急にまるで冷凍庫の中に入り込んだような、肌を突き刺すような冷たい空気に、思わず体がぞくっとした。遠くの山々を見ると、朝日を浴びた木々が鮮やかに目に飛び込んで来る。 1ヶ月間も山を歩かなかった時はいつもそうなのだが、以前と同じように歩けるのか、来なければ良かったのではとの思いが一瞬頭の中をよぎる。 凍り付くような冷たい空気を頬に感じながら歩き始め、周囲の山々、木々を見ながら、また自然の中を歩けることに感謝していた。 |