石巻の仮設店舗

北上する途中、石巻の情報交流館の隣にあった仮設店舗で、
天丼を食べたらとても美味しかったので、
また帰りに時間が合えば食べに来ると約束をしていた。

今日予定通り顔を出したら喜んでくれ、
今日採りに行ったと言う山菜のおひたしもサービスでつけてくれた。
店をやっているのはまだ30過ぎくらいの男性で
お母さんらしき人と一緒に料理をされていた。
話を聞いたら、彼は大川小学校のそばで被災し
神奈川県からボランティアで来ていた女性と
結婚される様で、彼女もこちらに移住して
くれることになったと言っていたが、
今日その方も店を手伝っていた。

食べ終わったあと、途中で買ったお煎餅を
渡して来た。

再び女川に

女川駅前の観光センターにあった別の記録写真集が
気になっていたので、またここに寄りそれを購入。

上の写真は、駅前にあるフルーツ屋さんに
飾ってあった写真。
頑張って下さいと言って、何も買わずに帰られたらしい。
でも安倍さんは、この店には過去2回立ち寄られて、

2回目は、新しい復興大臣と一緒だったそうで
人気はある様だった。

NHKニュース

昨夜、気仙沼のホテルで夕食中に、偶然にも
NHKニュースで、石巻のリチャードさんの取材の
ニュースが流された。

周囲には他の泊まり客もいたので、
もしかして先日撮影された自分が写ったらと思い、
顔を見られない様にしながら、スマホで写そうと
思いながら待ち構えていたが、杞憂に終わった。

ホッとすると共に、ちょっとガッカリ!
やはり被写体が良くなかったか。

ぼくらはいきる このまちで

奇跡の1本松の近くにある、廃墟となってしまった
気仙中学校の校舎の壁には、
「ぼくらはいきる、このまちで」
というたれ幕が下がっていた。

テレビなどで見るのとは大違いで、現実に目の前に
たれ幕と廃墟となった校舎を見、その時
そこにいた子供達はどうなったのかと考えると
胸に込み上げるものがある。

みんな、ガンバレ!

虚しい防潮堤

どこまでも続く防潮堤
ひっきりなしに工事用ダンプが走り回っている。
小さい時から海を見て育った人には、
耐えられないことでしょう。

そのうち福島から久慈まで、東日本の人は、
太平洋を見ずに育つ人が増えるのでしょうか。
とても悲しいことです。

吉村昭が愛した北山崎

吉村昭は、田野畑村をこよなく愛し、何十回も
この地を訪れています。
そしてこの地をテーマに何冊か本を書いていますが
そのうちの一冊が、「三陸海岸大津波」です。

私もこの地を歩いて、まるで別荘地の様な感じが
しました。移住してもいい所だと思う。
村役場の方々の対応も良く、また村中無料WiーFiが
使える村なんて他にあるのでしょうか。