今日の下界は暑くなる予報だったが、宝永山では体感温度5度位だろうかダウンとアウターを着てちょうどいいほどだった。
手袋も必要。
やはり色々な状況を想定して山と向き合わなければならないと、改めて思った。今日はツェルトや充電用バッテリーなどは持たずに来てしまったが、油断はならない。
どんなによく分かっている山域でも次からは、ちゃんとした装備で来よう。
遭難してまだ見つかっていない父子は、まだ見つかっていないが、どんな状況になっているのだろう。
スノーシューをレンタルして、雪の中を八甲田山手前の赤倉岳までピストンして来た。
流石にその先は危険な匂いが一杯だったので、おとなしく引き下がった。
こんなに雪の中を歩き回ったのは、50年ぶりか。
50年と言うことは、半世紀!!!
でも体で覚えたことは、いつまで経っても忘れず、なんの恐怖感も無かった。
とても不思議だ。
良い思い出が出来た。
昨年の秋には、八甲田山の紅葉を堪能したが、今年は雪山を歩く機会がまだ無かったので八甲田山の雪を堪能しようと思い立ち、バスタ新宿で青森行きのバスを待っている。
ところが、待合室の席は満席で全く一つも空いていない。
仕方なく通路の隅にちょっとした座れる場所があるので、そこに座っている。
一瞬今日は週末かと考えてしまった。
なぜ週末でもないのにこんなに乗客がいるのか?
自分はなぜこのバスに乗るのかと考えると、寝ながら目的地に行く事が出来るからである。
それと料金も安い。
周囲の服装を見ると、ビジネスマンらしき人は少なくほとんどが旅行者のように思われる。
日本はやはり平和で裕福なのだろうか。