最近通っている畑で、ベンチを作り始めた。
主の人からの要望で、そこにある古材と周囲にある竹を利用して作って欲しいとの事だった。
まさに私がいつも家でやろうとしている事と同じで、二つ返事で引き受けた。 このような広々とした自然に囲まれた場所で、好きな事が出来て大変ありがたい。
以前、定年後に、登山の他に、家で出来る趣味を決めようと思い、いろいろ考えた事があったが、木工は、家の中では、木屑は出るし、夜はうるさくて、やる時間帯も限られ、作品が出来上がっても、家の中に置くことも難しくなるので、革細工に決めた経緯があった。
いま、その取り上げられなかった木工が、自然の中で自由に出来ることになり、こんな嬉しいことはない。
手始めに、ベンチを作り始めている。ベンチが終わったら、テーブルを作り、さらに2つ目のベンチを作ったりと、予定が一杯である。
夢は叶う!と改めて、思う。

(竹を割って、座面に張る予定)
いつも遊んでいる畑で、収穫を終わった菜の花を取り除いた。
その後、葉っぱを羊がいるところに運んで、お昼やおやつとして羊に食べてもらった。
餌を何も持たずに羊のところに近寄っても、まるで無視されるが、餌を運んでいくと遠くからでも分かるようで、皆いっせいに我先にこちらに向かって来る。羊は、いつも食欲旺盛である。
人間を含め、動物は皆同じだなあ~。
Before(刈り取り前)
After(刈り取り後)

羊のために、餌を運ぶ
最近は、自宅から車で15分位の所にある畑で、草取りなどの作業を手伝いながら、自然の中にいるような時間を過ごさせて頂いている。
きれいな空気の中で、体を適度に動かしているとそれだけで健康になれるような気がする。
そこで作られた野菜を頂いたりして、一石二鳥の本当に有難い思いをしている。





見返してみたら、6年ほど前にも似たようなことを書いていたが、自分の方からアクションを起こすと、思わぬことに色々出会うことが出来る。
最近2日連続で、丹沢のある山に登ったが、最初の山では、たまたま話しかけた方が、何と私のご近所さんだった。しかも私の知人の仲間の方だった。そして、その山頂で、念願だった丹沢の鹿の角を手に入れることが出来た。
2日目の山頂では、ある山小屋の方と話をしていたら、何とその方は、私の親戚筋の関係の人と同窓生という事が分かった。
2日連続で、思わぬ出会いに、心がちょっと興奮した。

ここ10日ほど、流行りの?咳や微熱などが続き、家でずっとぶらぶらしていた。だいぶ良くなって来たようだったので、3時間かけて久しぶりに富士山の麓まで出かけた。
紅葉は終わりに近づいていたが、紅葉した落ち葉を踏みしめながらのんびりいつもの散歩コースを歩いていたら、不思議な感覚に襲われた。
それまで、何となく体に違和感があったのが、一歩進むごとにそれが薄れていくのが、実感された。1時間位歩いていたら、もうすっかりいつも通りの体調に戻っていた。
私の山行記録のページの頭に、「山からエネルギーをもらっている」と書いているが、やはり本当だった!
最近、車の高齢者講習を受けて(75歳になっていないので、試験ではない)、先日無事免許を更新した。
講習の時に、目の動体視力や視野範囲の測定などの他に実車運転の講習があった。
免許を取得して以来、実に半世紀ぶりに運転指導員が同乗して自動車学校内のコースを走った。指導員がそばで見ているので、丁寧な運転をしたので、何の問題もなく、講習走行を終えることが出来た。
講習を終えた後、自分の車を運転したら、意識をしないのに、丁寧な運転になっていることに気が付いた。
やはり講習をする事に意味があるのだなあと感じた。
初心に帰った。
今回の旅は、1日目は馬籠宿へ向かう中山道を歩き、2日目は馬籠宿から妻籠宿まで歩き、妻籠からバス、電車を乗り継ぎ木曽福島駅まで、3日目は木曽福島駅から電車で奈良井宿までの旅であった。
1日目は、歩く人が少ないと思われる、木曽路の一里塚、「此れより北 木曽路」の碑があるところから歩き始めることにした。
ちょうど歩き始めようとした時に、そこで休んでいた大阪から東京まで歩いて行くと言うチェコから来た3名の若い男性としばらく言葉を交わした。
その後彼らは先を急いで歩いて行った。
2日目は、木曽福島のホテルにチェックインしてから、歴史資料館に見学に行った。 その後ホテルに戻ろうと歩いていたら、向こうから歩いて来る昨日会ったチェコの3人に、また出会った。 今日は、木曽福島の更に先まで行くとの事だった。
お互いにびっくりして、また笑顔で別れた。
3日目は、木曽福島駅から電車で奈良井駅まで行き、奈良井宿を見学した。
見学を終えて、塩尻に向かうため、駅の待合室で待っていたら、何とまたチェコの3人が塩尻方面に歩いていくところに出会った。
いくら日本が狭いと言っても、また同じコースを進んでいるとは言っても、こちらはバスや電車を使い、相手は歩きなのに、3日間連日遭遇するなんて、何と言う事だろう!
さすがにチェコの3人も驚いていた。
今回の旅行は、周りはほとんど外国人だけで、同じ人たちと3度も会うと言う、忘れえぬ思い出の旅となった。
馬籠から妻籠まで歩き通す事が出来た。
しかしながら、どこもかしこも、外国人ばかり。
ホテル、 木曽路、バス、電車では、日本人は私たち夫婦だけ。
ホテルの温泉で、温泉の入り方を教えたり、どこから来てどこに行くなど、この2日間ほとんど外国の方としか話をしなかった。
2日目のホテルのエントランスで、私たちが日本語で話をしていたら、隣にいた日本人の男性が、久しぶりに日本語を聞いたと言っていた。
これからは国内旅行でも英語力が必須の時代である。
先日、家の近くの古道を歩いた際に、牧場を過ぎたところに広い畑があり、そばに無人販売の文旦が置いてあったので見ていたら、その畑で作業していた人が作ったらしい文旦の皮で作ったピールを持って来て、試食を勧められた。
遠くの方で、畑の主と思われる人が手招きしていたので、そばに行くと文旦の皮を剥いて、ご馳走して頂いた。
しばらく歩いて軽く汗をかいた後だったので、美味しく頂いた。
その後、その主の方が畑のことをいろいろ説明してくれて、ボランティアで雑草を取ったり、いろいろ手伝ってくれる人が5人ほどいるとの事だった。
またテーブルが置いてあり、ただそこに座りに来たりのんびり過ごしてもらうことも、大歓迎だと言っていた。
こんな広々とした畑で、いろいろ教えてもらいながら、ボランティアで作業するのも気持ちが良いだろうなと思いながら、その畑を後にして、車道に出た途端、びっくりした。
何とその場所は、1年ほど前に、自転車で牧場を探していた時に、牧場の場所が分からずに、急な坂道で自転車に乗ったまま、ユータンしようとしたために転んでしまい、体を側溝に突っ込んでしまった場所だった。
ポツンと一軒家のようなところで、野菜を作りながら生活出来たらなあと考えていたので、この畑で、働いてみろと言うお告げだったのか?
先日、近くの里山のような古道をのんびり歩いた。
色々な道があるので、迷わないように地図を見ながら歩いたが、それでも何度か行きつ戻りつを繰り返した。
地元の管理センターなどが作成した観光用のパンフレットを2種類持っていたが、作成元が違うため、こっちに書いてあるのに、もう一方には書いていないとか、色々異なるためパンフレット頼りだと中々目的地に辿り着かない。
おまけに、自治体が作成設置している無駄な案内板や標識が、良い加減で、必要な個所には全く標識がない。
おまけに、標識には、具体的な場所の名前の他に、 「順路」と言う行き先が書いてある。
色々な行き先があるのに、順路って、一体どこだ! どこに連れて行くのか! 全く設置者の意図が分からない。
でも、都会のすぐそばに、タイムスリップしたような古道を歩けて楽しかった!
恥ずかしながら、2023年1月13日に宝島社から発行されたMookに、私の登山の事が掲載された。
このような本に自分の事が掲載されるのは、人生で初めてのことで、これもずっと登山を続けてきたからだと思う。

本のタイトルは、「定年後が充実している人に聞いた、幸せに過ごすコツ」で、サブタイトルが、「後半生も輝き続ける十人十色の生き方から学ぶ」となっている。
充実と言うよりも、ただいろいろ忙しいだけであるが、でも取り上げてくれたことが嬉しいことであった。
この様な本に取り上げられたからには、まだまだ登山を止めるわけにはいかない。(笑)
クリスマスイブの日の、フジコヘミングさんのコンサートのチケットが取れ、久しぶりに堪能することが出来た。
フジコヘミングさんのピアノ演奏を生で聴くのは、3回目か4回目だろうか? いつ聴いても私の体になじむ感じがする。
音と音が途切れず、つながりがなめらかに繋がっていて、他の演奏家とは違うような気がして、心地よい音になっている。
しかしながら、何とはなしにひと頃のフジコヘミングさんの曲調とは違う感じもした。ちょっと力強さがなくなった感じである。
でも、その時気が付いたのは、フジコヘミングさんの年齢である。調べてみると、この12月になんと90歳である。
90歳であの激しい曲が弾けることに、今度は驚いた。また、こんなに長年ピアノを弾く人であっても、コンサート前日の夜遅くまで練習をしていたと話していた。
手足にしびれがあり、かなり辛そうに歩かれていたが、高いチケットを購入して集まってくれるお客さんに申し訳ないからと、かなり無理を押しての演奏だったらしい。
この日は、こちらが元気をもらい、自分ももっともっと頑張らなければと思わせて頂いたコンサートであった。
いつまでもお元気で演奏を続けて下さい。
山行の様子を現地から携帯で投稿したり、日常の生活の中で撮った写真や、徒然なるままに思った事、雑感を投稿。