自宅から歩いて、隣の市にある、自然豊かなエリアに足を踏み入れた。
とても都会と隣り合わせとは思えないほどの自然豊かな、心に安らぎを覚える空間である。天気も良かったので、のんびりと歩いた。
これからも多分何度も来そうである。
今回の旅は、1日目は馬籠宿へ向かう中山道を歩き、2日目は馬籠宿から妻籠宿まで歩き、妻籠からバス、電車を乗り継ぎ木曽福島駅まで、3日目は木曽福島駅から電車で奈良井宿までの旅であった。
1日目は、歩く人が少ないと思われる、木曽路の一里塚、「此れより北 木曽路」の碑があるところから歩き始めることにした。
ちょうど歩き始めようとした時に、そこで休んでいた大阪から東京まで歩いて行くと言うチェコから来た3名の若い男性としばらく言葉を交わした。
その後彼らは先を急いで歩いて行った。
2日目は、木曽福島のホテルにチェックインしてから、歴史資料館に見学に行った。 その後ホテルに戻ろうと歩いていたら、向こうから歩いて来る昨日会ったチェコの3人に、また出会った。 今日は、木曽福島の更に先まで行くとの事だった。
お互いにびっくりして、また笑顔で別れた。
3日目は、木曽福島駅から電車で奈良井駅まで行き、奈良井宿を見学した。
見学を終えて、塩尻に向かうため、駅の待合室で待っていたら、何とまたチェコの3人が塩尻方面に歩いていくところに出会った。
いくら日本が狭いと言っても、また同じコースを進んでいるとは言っても、こちらはバスや電車を使い、相手は歩きなのに、3日間連日遭遇するなんて、何と言う事だろう!
さすがにチェコの3人も驚いていた。
今回の旅行は、周りはほとんど外国人だけで、同じ人たちと3度も会うと言う、忘れえぬ思い出の旅となった。
馬籠から妻籠まで歩き通す事が出来た。
しかしながら、どこもかしこも、外国人ばかり。
ホテル、 木曽路、バス、電車では、日本人は私たち夫婦だけ。
ホテルの温泉で、温泉の入り方を教えたり、どこから来てどこに行くなど、この2日間ほとんど外国の方としか話をしなかった。
2日目のホテルのエントランスで、私たちが日本語で話をしていたら、隣にいた日本人の男性が、久しぶりに日本語を聞いたと言っていた。
これからは国内旅行でも英語力が必須の時代である。
昨年12月に木曽路の馬籠から妻籠を歩いたばかりだが、昨日からまた馬籠に来ている。
前回の旅行後に、藤村の夜明け前を読み、また見てみたい場所が見つかり、またやって来た。
ゆっくり楽しみたい。
先日、近くの里山のような古道をのんびり歩いた。
色々な道があるので、迷わないように地図を見ながら歩いたが、それでも何度か行きつ戻りつを繰り返した。
地元の管理センターなどが作成した観光用のパンフレットを2種類持っていたが、作成元が違うため、こっちに書いてあるのに、もう一方には書いていないとか、色々異なるためパンフレット頼りだと中々目的地に辿り着かない。
おまけに、自治体が作成設置している無駄な案内板や標識が、良い加減で、必要な個所には全く標識がない。
おまけに、標識には、具体的な場所の名前の他に、 「順路」と言う行き先が書いてある。
色々な行き先があるのに、順路って、一体どこだ! どこに連れて行くのか! 全く設置者の意図が分からない。
でも、都会のすぐそばに、タイムスリップしたような古道を歩けて楽しかった!
ガイドさんに連れられて、初めて八ヶ岳の麓の本沢温泉を訪れた。
とても良い温泉で、体の芯から温まる事が出来た。
おかげで夜中にトイレに起きなくて済んだ。
行こうと思いながら、なかなか行けなかった編笠山にやっと来た。
10年ぶりか?
山頂からの眺望は絶景だった。(富士山も見えている)
以前に来た時の事はあまり覚えていない。その時は今日のように天気が良くなかったのだろうか?
絶景に出会ったせいか、途中休憩した山小屋の前のベンチで、ご夫婦の登山者と2時間ほども話し込んでしまい、下山した時は薄暗くなり始めていた。危なかった。
(写真のご夫婦?は、話し込んだ人とは別人物)
久しぶりに、富士山へ
予想以上にまだ雪が多く、期待していなかったがまた雪の上を歩くことが出来た。
麓の陽だまりでのんびりと音楽を聴きながら、お茶やコーヒーで昼食を摂る。ひさしぶりに贅沢な時間を過ごすことが出来た。