「山・旅行」カテゴリーアーカイブ

通夜に参列

山の遭難で亡くなった方の通夜があり、参列して来た。
記帳を済ませた後、焼香の為に、長い列に並んだ。
焼香をするまでに、20分以上かかった。
あまりに沢山の方が来られているので、係りの方が、心を込めて
お焼香は1回でお願いしますと言っていた。
会社勤めをしている男性の方ならいざ知らず、女性の葬儀にこれだけの
参列者が集まるのも少ないのではないだろうか。
やはりそれだけ亡くなった方の人望が、沢山の人を惹きつけた
のだろう。 山の会では教育部長も務められ、沢山の方々に山を
教えて来られたのだと思う。
別室には、彼女の遺品である山道具や山での沢山の写真が並べられていた。
彼女が如何に山に惚れ込んでいたのかを偲ばせるには十分な展示で
あった。
沢山の山仲間に見守られながら、あの世へ旅立った彼女は幸せだった
のかも知れない。
同じ死ぬなら、街中の病院などではなく、山で、というのは山を愛するものの
心の底にはあると思う。だから、彼女の息子さんも言われていたように、
彼女に取っては、本望だっただろうと思う。
お別れに、最後に見たお棺の中の彼女の顔のそばには、ヨン様の大きな写真が
並べて置かれていた。
何か、ほのぼのとして、安心して見送ることが出来たような気がした。
あらためて、心からご冥福をお祈りします。

ご冥福をお祈りします

今朝の新聞で見た、仙ノ倉山での遭難について、インターネットでその後の
救助がどうなったか調べていたら、2名の女性の方が、遺体で発見されたとの
記事が出ていた。死因は凍死との事であった。
亡くなられたお二人の方は、私が山の会に入っていた時に、お世話になり
一緒に丹沢を歩いた事がある方で、その頃からすでにベテランであった。
山の会に再度入会したら、その方にお会いし、また一緒に丹沢を歩きたいと
思っていただけに、非常に残念でならない。
仲間とはぐれ、どんなに寂しい思いをされた事でしょう。また、山の上で、どんなに
寒かったことでしょう。
心からご冥福をお祈りします。
どうぞ安らかにお眠り下さい。 

山岳遭難事故

今朝、毎日新聞の朝刊の1面に、山での遭難事故の事が、3件掲載されていた。
別の紙面にも2個所に詳細記事が載っていた。
読んでいたら、私が以前加入(現在は休会)していた山の会の9名のグループが、
20日に新潟で遭難し、現地の天候が悪く、まだ救助されておらず、連絡が途絶えて
いると書いてあった。
氏名を見ると、私が知っている方の名前が、2,3含まれていた。 一人は重傷で
一人は行方不明と書いてあった。 びっくりした。
山の会の事務所に電話を入れてみようかとも思ったが、新聞によると、家族の方々が
事務所に集まっていると書いてあったので、ご家族からすれば単なる興味本位にしか
取られかねないし、救助関係者からの電話を待っていると思われるので、電話は止めた。
新聞には、評論家が色々とああだこうだと、中高年の軽率な行動、山を甘く見ている
などと非難がましい事が書き連ねてあるが、冬山に行く人には、そんな山を甘く
見ているなんて人はほとんどいないはずだ。 
特にベテランになればなるほど、山の厳しさは十分認識していると思う。
この山の会の方々もベテランの方で、指導的な役割をされている方である。
ただ、何らかの予期せぬ出来事があったにせよ、何らかの落ち度があって、
遭難したという事実は謙虚に受け止めなければならない。
今頃は、救助作業が始まっていると思うが、とにかく、一刻も早く救助される事を
祈るばかりである。

急遽、予定変更

山頂に着いたら、高尾山ビジターセンターで、無料のガイドウォークをやっているのが分かった。
時間も13時からと、丁度良いので、それに参加する事にした。
1時間位との事なので、今日の予定を変更して、このガイドウォークが終ったら下山する事とする。