昨日下山して一晩が明けたが、足の筋肉はちょっと痛いが、スッキリと起きられる。
ここ数日は山を歩いた後に疲れで眠たくなる事が無かった。
これも山での綺麗な酸素を沢山体に取り入れているおかげだろうか。
体調が良いと、昨日までの苦しさも忘れて槍ヶ岳直下の天狗池にまた挑戦をしたくなる。
今度は秋の紅葉時期の逆さ槍ヶ岳の 写真を撮ってみたい。
昨日下山して一晩が明けたが、足の筋肉はちょっと痛いが、スッキリと起きられる。
ここ数日は山を歩いた後に疲れで眠たくなる事が無かった。
これも山での綺麗な酸素を沢山体に取り入れているおかげだろうか。
体調が良いと、昨日までの苦しさも忘れて槍ヶ岳直下の天狗池にまた挑戦をしたくなる。
今度は秋の紅葉時期の逆さ槍ヶ岳の 写真を撮ってみたい。
下山後に溜まりに溜まった洗濯物で、車の中があまりにも臭いので、松本のコインランドリーで洗濯をした。
説明を見てもやり方が非常に難しく、間違って操作し1回目はお金を無駄にしてしまい、2回目にはちゃんと動かすことが出来て、洗濯物を畳んでいた。
その時に50近い女性が、私と同様に説明を見て戸惑っていたので、私がお金は崩して硬貨でなければダメとか、お金の入れるタイミング、蓋の締め方、ボタンの押すタイミングなどを全て教えてあげた。
その最中に、その女性の知人が入ってきて、その人に、これは中温で良いよねとか色々話していたが、私がまだそばで洗濯物を畳んでいたのに私には何の一言も、会釈もなくその知人の女性と一緒に店を出て行った。
たまたまその女性と話していたために礼を言うのを忘れたのかも知れないが、私は唖然としてしまった。
別にお礼を言って欲しくて、助けてあげた訳ではないが、助けて上げたことによって、非常に不愉快な気持ちにさせられた。
今の世の中、誰かが困っていても助けて上げなければ良いのかも知れない。
でも見ていられなくて、また助けてしまうだろう。
そしてまた釈然としない気持ちになるのだろうか。
山に入る前に、登山安全講習を受けたが、今回の自分には非常に役立っていると思う。
講習で「最初の小さな危険に注意」と言われたが、今回はどうもいつもの体調と違っている。
言われた事を何度も思い出し、当初の登山計画を大幅に変更した。
たまたま出発の前日の講習であったが、偶然に感謝するとともに
何事も学ぶ事は大切だと痛感した。
このまま無事下山が出来るようにしなければ。
槍沢ロッジには、風呂があった!
三日ぶりの風呂で、ふた汗を流しスッキリした。
湯加減もちょうど良く広い浴槽で、贅沢な時間である。
風呂から上り体重を測ったら、山に入る前とほとんど変わっていない!!
燕岳に登る途中で、山のガイドさんがメンバーの人に言っていた。
「山では、糖分、塩分、水分が大事。山でダイエットはしないように。」
だから体重が減っていないんだ。
ちょうど北アルプスに向かう前日に、八ヶ岳で登山ガイドをされている方の安全管理講座を受講する機会があった。
初心に戻って、山に対して畏敬の念を持ちながら安全に山を楽しむ事の大切さを改めて認識させられた。
歩き始めの小さな危険に注意を払う事の大事さも学んだ。
別の機会に講義の要点を整理し、備忘録としてアップしておこうと思っている。
ある店で私が用事を終えて店を出る際に、応対していただいた女性から、暑いので気をつけてお帰り下さいと、笑顔で見送って頂いた。
最近特に思うが、心のこもった?笑顔には魔力があると思う。
たとえ相手側に何かちょっとした不手際があっても笑顔はそんな些細なことを吹き飛ばしてしまいこちらも笑って許してしまうような寛容な気持ちを抱かせる。
それは決してこちらが男だからと言う訳では無いと思う。
多分女性が女性から笑顔を見せられたとしても悪い気はしないだろう。
またこれも最近経験した事であるが相手の方が男性で、こちら側の面倒な話に耳を傾けて頂き、最後に笑顔でまたいつでもおいで下さいと言われた。
本当にまた行きたくなってしまう。
世の中いろいろとぎすぎすしていても、笑顔というものは、険悪な状況すら氷解させてしまうような力があると思う。
用事があり都心まで来て、地下鉄に乗っていた。
ある駅で車椅子に乗った若い女性が降りた。
その駅の駅員さんが、ホームと車両の間に板を渡していた。
その女性を見ていたら、その駅員さんには一瞥もくれず当たり前のように、そのままさっさと降りて行った。
これは何だ!と思った。
その女性にとっては、毎度のことで当たり前の事になっているのかもしれない。
あるいは何らかの事情があったのかもしれない。
でも一言発しなくても、会釈でもいい、何らかの感謝の気持ちを表す姿勢があってもいいのでは?
改めて自分に置き換えてみた。
自分が相手に対して何かをして感謝されると自分が嬉しくなるし、また逆もまた然りだと思う。
それが人の習慣になると、この世の中生き易くなるのだろうなあ。
ここまでずっと海岸沿いを走って来たが、この辺りは北のほうに比べてまだまだ海岸沿いでの工事が続いている。
震源地が近かったため、海岸沿いの被害も大きかったのだろうか。
復興工事の規模を見ていると、如何に震災被害が甚大だったのかがよく分かる。
こんなにも無残に人間の生活基盤を一瞬で無に帰す自然の猛威に畏敬の念さえ覚えると共に自然の中に入って行く時は、人間を受け入れて頂くように祈るしかないと思う。
だから人間は大昔から、山の神様にお祈りしてから入山するのだろう。
岩手県の太平洋岸を車で走り、南下して宮古まで来た。
宮古では、昨年と同じホテルに泊まったが、一年前と同様いまでも宿泊客の8~9割近くは、工事関係者と思われる方々である。
ここまで来る途中の海岸沿いは、1年前に比べて工事をやっているような個所は少なくなった感じがする。
また1年前にはなかった新しい自動車道路が出来ていた。
(私のカーナビのデータ更新が必要である。)
しかし、状況からすると、工事の場所が、海岸沿いの道路から、
内陸側に移っているだけで、内陸側の小高い土地を削ってならしていると思われる場所が多く見られた。
昨年も、地元の人も復興はまだあと10年と言っていたが、
やはりその位はかかりそうな気がする。
もっと集中的にスピードを上げて出来ないものかと思う。
出来ない理由を考えないで、出来る方法を考えれば必ず出来ると思うのだが。
宿で、県の職員の方とお話をする機会があった。
その方は、震災後に復興活動に活躍され、現在は県の防災の関係の業務にかかわっているとのことであった。
また、それ以外にも、震災で避難した時に、避難所でペットと共に過ごせた人はわずかだったという教訓から、ペットと同伴での避難訓練を行ったり、被災した犬を保護し、一時預かり、里親探しなどを行っているNPOの活動にも携わっているとのことであった。
また私と同じように、作家吉村昭についても、少なからず関係しており、私と同じように、津村節子さんにも手紙を渡したりと、私と同じようなことをされていた。
今回は、宿の方に、パソコンを教える機会を得た。
日々の仕事で困っているとのことで、パソコンが使えるようになれば、とても助かるとおっしゃっていた。
まずは、キー操作がスムーズに出来るように、私が大昔練習した方法を教えた。私の娘にも教えた方法であり、一週間で必ず効果が出ると期待している。
エクセルが使えるようになるのが、当面の目標であるが、教える時間が限られているので、最低限の使い方を説明した。
あとは宿題を渡して、テキストを見ながら自習していただこうと思う。
また次に村を訪れる時に、進度を見るのが楽しみである。
昨年来ここ東北に来る時に、何らかの形で復興支援につながる事が出来ないかと思い続けていたが、パソコンを教えてそれが村の人にとって役立つのであれば、それも復興支援と思いたい。
以前からボランティアで、パソコンを教えて来たが、今回は自分にとって、もっとも嬉しいボランティア活動である。
これからもこの活動が、継続、拡大出来れば、ますますこの村に
来ることが楽しみになるだろう。
たまたま昨日のテレビで、最新の研究で、寝たきりにならないためには、運動だけでなく、それ以上に、人とのつながりがより重要であるとの驚くべき結果が出たと言っていた。
山歩きとボランティア活動を生涯続けたいと思う。