先日ノーベル賞を受賞された本庶さんが、ゴルフのために今も毎日筋トレをされていると記者会見の席上で言われていた。
実は私も一か月ほど前から、山登りのために下半身の筋肉を重点に、筋トレを始めた。
きっかけは、8月に行った北アルプスでの敗退であった。
いつもならザックが重くても、2,3時間も歩けば、ザックの重さに体が慣れてくるはずが、丸一日たっても一向にその気配がなく、いつまでもザックの重さが体に重くのしかかっていた。
このような状態では縦走は難しいと思い、大きく予定を変更して、2日目には早々に下山してしまった。
そして、その下山の途中で、先についた右足の曲げた膝を元に戻そうとしても太腿にどうしても力が入らず、立ち上がれず、そのまま1,2mズルズルとお尻をついたまま滑り落ちてしまった。
膝が痛い訳でもなく、力が太腿からすっと抜けてしまう感覚であった。
筋肉疲労で、限界を超えていたのであろう。
普段のザックよりも重たかったというせいもあるだろうが、これまで20年間以上歩いているが、初めての経験であった。
あの時のショックは強烈であり、いまでも忘れられないし、これからも忘れることは無いだろう。それほどショックであった。
北アルプスへ向かう前日に、山のガイドさんから聞いた、「小さな危険に対し、その場でそれを認識し対応する小さな行動が必要」という言葉が途中で何度も脳裏を横切り、下山することを選択して正解だったと今も考えている。
(一昨日そのガイドさんにお会いする機会があったので、その時の事を話し、お礼を申し上げた。)
筋トレを始めて1か月ほど経ち、その間、富士山や高尾山を歩いたが、筋肉は嘘をつかないというのは、本当だと実感している。
筋肉は何歳になっても、鍛えればそれに応えてくれるという。
生涯山を歩くために、これからも筋トレは続けなければならないと考えている。
今朝のニュース番組で、ノーベル賞を受賞された本庶佑さんの6つのCが紹介されていた。
非常に強く同感を覚えたので、ここに掲載したい。

私もこの6つのCを心に刻んで、これからも行動したいと強く思う次第である。
ちょうど今日から東京オリンピックのボランティア募集が始まった現場に出会った。
報道陣も沢山集まり、スタッフの決起集会をしていた。
全くの無償でやるのかどうかなど色々議論が出ていたが、はたして目標の人数が集まるのかどうか。
パンフには、交通費相当として一定程度が出ると書いてある。
ボランティアと言うと、全く無償でやるべきと思っている人もいるかも知れないが、実際には色々なレベルのものがある。
昔から、細々ながらボランティアをしてきたが、お金については、ピンからキリまであった。
自分が好きで、本当にやりた事であれば、交通費を自分で払ってでもやりたいと思うし、そうでなければせめて交通費と弁当代程度は欲しいなあとか、やはりやる事の内容次第だと思う。
世界のトップクラスのアスリート達を間近で見るチャンスは滅多に無いので、なんとかそばで見てみたいので雀の涙程度の支給でも良いからボランティア活動をやりたいと思う人も沢山いると思う。
冥土の土産に参加してみるのも良いかも、と思い始めている。


やっと天気が回復したので、また富士山に来た。
自分だけの世界に浸れる場所である。
と思っていたら、このコースでは珍しく結構多くの人が歩いていた。
やはりこのところ天気が良くなかったので、しかも、世の中3連休らしいので、どっと繰り出したのかもしれない。
でも時折雨が降り、静かであるのは変わらない。
心が落ち着くお気に入りの場所があるのはとても嬉しい事である。


たまたまネット記事で以下のようなものを見つけた。
やはり関東が一番危険な地域だそう。
北海道地震を予測した東大教授が予測する
「今、危険なエリア」
https://www.news-postseven.com/archives/20180914_761149.html
都内の地下鉄のトイレの手洗いで、ビジネスバッグから化粧ポーチを取り出し、ヘアクリームを髪に付けて撫で始めた若いビジネスマンがいた。
ポーチの中までは見えなかったが、あのポーチの大きさからすると、顔に塗るクリームなど色々入っていそうである。
最近では若い男性の化粧は当たり前のようになって来ているようだが、時代が変わったなあ。
外見だけでなく、中身も磨いている事を願う。
今週は、東北へ行くはずであった。
そして東北の後には、新しく出来た宮古と室蘭間のフェリーで北海道に渡り、私が生まれた釧路に行く予定を立てていた。
しかしながら、色々用事があって行けなかった。
そこに昨日の北海道での地震発生であった。
もし当初の予定通りであったら、もろに地震に直面して、本州に戻ることもままならない事になっていたかも知れない。
被災された方々にはお悔やみ、お見舞い申し上げたいが何事も何が幸いするか分からない。当然逆に何が災いするかも分からない。
何が起こるか分からないから、動かないと言う選択肢は私には無いので、これからもケセラセラで行動しよう。
今朝の北海道の地震のニュースに驚いた。
テレビでは私の妹が住む札幌郊外の映像がずっと流れている。
妹のところは、幸い大きな被害は無かったようだが、東日本大震災の時の私と同様に、車のガソリンがあまり入っていなかったようで、身動きが出来ないとの事だった。
また停電で、スマホが充電出来ないとの事で、LINEでの連絡もそこそこで終えた。
阪神神戸大地震、東日本大震災、九州熊本大地震、中国・四国地方での台風、そして昨日の関西での台風による大被害と、日本全国が自然災害で大変な事になっている。
関東だけがここ20年以上、大災害を被っていないのではないか。
逆に言うと、近いうちに必ず関東でも大災害が起こるのではないかと考えてしまう。
身近な親族が地震に遭遇すると、このような災害は他人事ではなく、自分だけはこのような目には会わないだろうという事すら、思えなくなってしまう。
今朝は早速防災対策のために、水や保存食を備蓄したり、必要な防災グッズの見直しを行った。
私の場合は、山のザックに入っているものはほとんどそのまま防災グッズとなるので、山のヘルメットと一緒に山登りの格好で、
直ぐに避難出来そうではある。
関東にも危険が差し迫っているような気がするので、子供達にも、防災グッズを整えておくように伝えた。
使われることがない事を祈るばかりである。
12年前に、白馬の雪渓を歩いていた時に偶然会った当時の同じ会社に勤めていた男性を、今日都内の電車の隣の車両に座っているのを見かけた。
お互いをよく知った仲ではなかったし、覚えているかも分からないので、声はかけなかった。
しかしながら、突然昔歩いた白馬の雪渓をまざまざと思い出した。つい最近家で、また白馬にでも行ってみようかなとつぶやいたばかりだった。
こんな事があるんだと、12年ぶりの邂逅に驚いた!
通勤などでは、同じ人を見かける事は、日常茶飯事であるが、今日の様な事は初めてであり驚きである。
初めて会った人と別れる時に、また機会があればどこかで会いましょうという事があるが、やはり有り得るんだ。
話は飛ぶが、江戸時代に、仇討ちのために、全国を歩き回り、何年も経ってから親の仇を探し出したという話があるが、本当なんだと思った。
これからも、昔に想っていた人などにも会う可能性があるのかなと考えると楽しくなる。
今日は、三崎口の先の小網代の森でスズメバチを観察しながら、その生態について学んだ。
スズメバチは秋が一番狂暴になるとの事で、これからの山歩きにおいて特に注意が必要になる。
秋以外の時期は、直接巣を刺激したり、巣に近づき過ぎない限りはあまり心配はない事も聞き、ちょっと安心出来た。
専門の先生に色々な疑問について直接聞けて即答していただけるというのは、とても嬉しく楽しい。
いま話題のボランティアの尾畠さんではないが、自分の興味のある事を、学生気分に戻って勉強したいなあと思った1日であった。

馬籠宿の散策は、汗をかきながらずっと坂道を登る事になるので、暑い中の散策は大変である。
登山安全講習での教えを思い出し、糖分、塩分、水分補給を実行する。
ちなみに糖分は、五平もちである。

結局、馬籠宿の散策に5時間かかった。
火災で全てが消失してしまった宿場町だがどこか懐かしい場所であった。
色々歴史を楽しく、興味深く勉強が出来た。
江戸時代の事に思いを馳せながら、カメラを持って歩き回ると何時間あっても時間が足りないくらいである。

山行の様子を現地から携帯で投稿したり、日常の生活の中で撮った写真や、徒然なるままに思った事、雑感を投稿。