死の町

東北からの帰途、帰還困難区域である、双葉町と大熊町を
車で通った。
二輪車や歩行者は、この区間は通行不可となっている。

この約十数kmの区間には、原発事故のその後の除染作業などの人たちのみが働いている。帰還困難区域であるにもかかわらず、特に防御服のようなものは身に着けていない。

道路沿いの建物は、大震災以降、まったく人は立ち入ることが
出来ず、建物は朽ち果てるままになっており、まさにゴーストタウンとなっている。
日本の中にこんな場所があるなんて信じられない。

一度でいいから、色々な人にこの場所を見て欲しい。
なぜこんなことになったのか、これからもこのような場所が作り出される心配はないのか?
その原因となった原発を止めて、クリーンなエネルギーに置き換えようという考えにならないのか?

喉元を過ぎて、また原発を稼働させようとする考え方がまったく理解できない。