先日、私のホームページへの掲示板に書き込みが出来ないと読者の方から連絡があった。
早速調べてみたが、原因が分からなかった。プロバイダーのホームページを見てチェック項目を確認したが、原因が見いだせなかった。
そこで、プロバイダーのホームページからサービスセンターに問い合わせを出そうとしたが、ホームページには連絡先が記載されていなかった。サービスセンターと言う文字は色が変わっていたので、リンクが張られていると思ったが、これもダメでただ文字の色が変わっているだけだった。入会時に送付されてきた書類を見ても、なぜかサービスセンターの連絡先が見あたらない。
いい加減に頭に来て、直接関係のなさそうな部署だったにもかかわらず、メール番号がとにかく記載されていたので、その部署宛に、頭に来た勢いで文句を書き、至急サービスセンターの連絡先を教えてくれとメールを送った。どうせしばらくは何も連絡がないのだろうと思っていた。
ところが、翌日すぐに、非常に丁重なメールが来た。丁重かつ丁寧な内容であった。しかし、その内容に従いホームページをチェックしてみたが、依然として不具合は直らなかった。仕方なくまたメールを出して、問い合わせをした。そうすると、また翌日には回答があった。それもやはり、丁重な文面であった。もし、これでも解決しない場合は電話を下さいとあった。
段々と、自分が最初に抗議のメールを出したことが、恥ずかしくなって来た。早速私も丁重に、お礼を書き、もしまだ直らなければ電話をさせて頂きますと返事を書いた。
結局メールだけでは不具合は解決せず、電話をかけることになった。サービスセンターに電話がつながるのに、多少時間はかかったが、若そうな男性の方が対応してくれた。この男性の応対がまた非常に丁重で、ユーザIDなどを聞かれたが、色々なIDがあるがどれかと聞いても、あきれた様子もなく丁寧に教えて頂いた。
いったん電話を切って、10分か15分後位に先方から電話があり、結局その電話で解決する事が出来た。原因は、私がhtmlのソースの一部を知らずに削除してしまっていたらしい。
解決したことを、メールで連絡すると共に、丁重にお礼を述べたことは言うまでもない。その後、先方からも、念のためにということで、電話で教えてくれた内容をメールでわざわざ送って来てくれた。そして、確かに復旧していますねとも、書かれていた。
人間というものは、優しさ、誠実さに触れると、自分が謙虚になるものである事を、今更ながら感じた次第である。
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