携帯電話 (01/05/19)



携帯電話の普及の速さには目を見張る物がある。日本全国で6千万人を超えていると言うから、年寄りや幼児を除いてほとんどが持っている計算になる。

これだけ普及していると、その使用時のマナーも気にかかる事が多くなってくる。

電車の中で電話がかかってくると、普通の神経の持ち主なら、周囲の人に済まなそうに小声で応答すると思うのだが、会社の事務所の中にでもいるかの如く、平然と大きな声で応答している人がいる。そばで本を読んでいるとびくっとしてしまう。ペースメーカを付けていなくても、心臓に良くない。

また、電車の中で、電車が何駅も通過しても、まだずっとしゃべり続けている若者がいると、電話代が嵩むのになんでこんなに長い時間携帯電話で喋る必要があるのかと腹立たしい思いさえしていた。聞こえてくる電話の内容は、私にはどうでもいい内容にしか聞こえないのだが。

しかし、最近はその見方も変わってきた。どんどん喋ってくださいと言う思いである。ただし小声でお願いしたいが。何故なら、彼ら若者がどんどん使って、携帯電話会社にお金を沢山払ってもらえると、電話会社は電話料金を安くしてくれて、結局私たちにメリットが出てくると気が付いたからである。

電車の中ではペースメーカに悪影響を与えるので、電車の中での携帯電話は勧められないが、電車の中以外ではどうぞ飽きるほど喋ってください。

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