気仙沼でも祭り

気仙沼に来たら、ここではみなと祭りをやっていた。
広田湾をはるかに越える凄い人出と活気である。

車もかなり離れたところに駐車することになった。
県内はもちろん近郊の県外ナンバーの車もたくさん来ている。

日曜日ということもあり、家族連れが目立った。
食べ物の前はどこも長蛇の列であった。

被災地にとっては、被災地に来てくれるだけでいいと言われているが、このたくさんの人たちを見ているとたしかに、被災地に来て地元の人たちが作った土産を買うだけでも地元の人たちへの励まし、多少の復興支援になるのではないかと思える気がする。


(肖像権の問題があるので、顔が映らない場所で撮影)

東北で元気をもらった

大船渡から気仙沼に向かう途中、広田半島という、私が知らない名前の半島があったので、寄ってみた。
そこでは、広田湾大漁祭りを開催しており、沢山の人が集まっていた。

そこで焼きホタテを売っていたので、並びながら、後ろについた高齢の姉妹に話しかけたら、お姉さんの方は、ここ広田で、津波で家が全て波に持っていかれ、今は妹さんのいる大船渡に住んでいるとの事だった。
大漁まつりに集まっていた広田に住んでいた知人達に懐かしそうに声をかけていた。

漁業関係の新しい施設は、岸壁に近いところに作られ祭りには、沢山の人が集まり、活気が溢れていた。
地元の若い人たちの元気な和太鼓の演技を見ていたら、やはり海の人たちは、海のそばでないとダメなのだろうなと思うと同時に、元気をもらったような気がする。
またちょっと涙が出てきた。

津波がまたいつ来るかも知れなくとも、やはり海のそばがいいのだろう。

焼きホタテは、1枚300円となっていたので、1個かと思ったら、2個で300円!!