雨の中 滑る岩山 試練かな
雨が降りしきる中、岩稜登降講習を受けた。
滑る岩肌を手でつかんで登り切り、満足感に浸る。
より厳しい状況の中で、安全を確保しながら行うことは、非常に得るものが大きいと思う。
こんな状況を乗り越えられたら、普通の天気の良い状況での実践は楽勝かな? と油断してはいけない!
上高地 いつも私の 神コーチ
ここに来ると、いつも山への向き合い方を教えてくれる。
まだまだだよと
山登り 強い味方は 筋肉だ
半年くらい前から、夕方の散歩の時にザックに重りを入れて歩いている。
きっかけは、昨年テントデビューをしたが、テント泊となるとザックの総重量は15キロ位となりかなりの重さとなる。昨年15キロを担いで八ヶ岳を歩いたが、テント場に行くだけで体力を使い切り、翌日山頂を目指す体力はほとんど残っていなかった。
これではまずいと思い、普段から重さに慣れるために、ほぼ毎日15kg近いザックを背負って、家の近くを徘徊している。
毎週のように山に行き、成果を確認しているが、やはり筋肉は裏切らないの言葉通り、やればやるだけ、結果が付いてきていると思う。
山を歩いている時に、体力に余裕が出て来ると、目の前に急登が現れてもとくに慌てずに淡々と登ることができ、非常に登山そのものに余裕が出てきて、今までよりも早く歩けるようになり、安全につながり、かつ楽しめるようになって来たように思う。
少なくとも80歳までは山を歩きたいと思っているので、サボらずに続けよう。
八ヶ岳 その勇姿に 見惚れてる
どうしても 心惹かれる 道志かな
道志のある山に向かっていたら、その山の麓あたりから下山されて来るように見えた年配の女性から声をかけられ、これから登るのかと聞かれた。
そうですと答え、その女性にもう下山ですかと聞いたら、この家の者なんですと返事があり、びっくりしてしまった。
何と、その家というのは、私が以前に下山した時に、こんなところにこんな別荘があるといいなあと思い、家に人の気配がなかったので、遠回りに家の周囲を見て、勝手にその家の写真も撮っていたのだった。
実は、とそんなことを正直に話をしたら、いろいろその家を建てた経緯などを詳しく説明して頂いた。
家の裏庭には、広い空き地もあるので、車で来たのなら、車をここまで持って来ても良いよと言われ、結局その女性は一緒に私の車を置いてあるところまで一緒に散歩して、私の車に同乗して頂いて、家まで戻った。その後、庭に置かれたテーブルで私がお昼を食べることになり、その間にお茶、筍の煮付け、お吸い物、コーヒーなど大変な接待をして頂いた。
家の中も全て見せて頂いた。
結局、3時間ほど話し込んでいたが、その間に、亡くなったご主人の出生地と、出身大学が私と同じということが分かり、私もびっくりしたが、その女性も大変驚かれていた。
多分主人がこの人に、この家を売りなさいと言っているんだわ、と何度もおっしゃっていた。
不思議な出会いにとても驚いた1日であった。
庭先でテントを張っても良いよとおっしゃって頂いたが、あまりにも厚かましいので、失礼することにしたが、一緒に夕食を取ろうと思って作ったという煮付けを晩御飯のおかずにどうぞと言って、下さった。
別れ際に、この家を売ることになったら、連絡しますよとおっしゃって頂いたが、高そうな家であった。
でもこの近くには度々来ているので、また挨拶に是非伺おうと思う。
連休は いつも山へと 誘われる
いつもながら、長い休みが近づくと、自然に頭の中で、歩くコースを考えている自分がいる
今シーズンも山から雪がなくなりそうなので、八ヶ岳の北横岳へ行くことにした。
いろいろな都合で、茅野市で前泊しなければならないが、下見に北八ヶ岳ロープウェイまで車で行ったが、結構急な坂になっている道路の雪は全く無く問題なさそうなので、予定を変えて明日は自分の車でロープウェイの駅まで行くことにした。
これで明日の行動はかなり自由になる。
と思っていたら、
夕方に、茅野駅で、『山の方で大雪になってるんだって!』と大きな声で話している女性がいた。
聞いてみると、ちょっと場所が離れているようだが、ほぼ同じ地域なので、まだ冬タイヤを履いているとはいえ、ちょっと怖いので、茅野駅からバスで行くしかないか?(涙)