断捨離

自分の部屋にちょっと大きめのミシンを置きたくて、ここ1ヶ月程の間に、自分の部屋の断捨離を行った。
まだ、山の関係の荷物も見直さなければならないが、ついでに家中のものを見直し、かなりスッキリした。

あれだけ収納スペースが無かったのに、随分と余裕が出来た。
今まで捨てられなかった山ほどのものは一体何だったのか?

時間が経ったから捨てても良いようになったものや思い切って捨ててしまったものも沢山あった。
暇な時間が出来たら読もうと思ったものや、使おうと思っていたものもあったが、いつまでも暇な時が来そうになかったので、断行した。

また自分の思い出のものもあったが、それも自分には思い出があっても、家族にとっては何の意味もないもので、残されても困るであろう。
自分が居なくなったら、どうせ捨てられるだけのものだろうし、言わば生前整理のようなものだ。

最近は、毎日自分の部屋に入るのが楽しみになったが、出かける事も多く、世の中上手く行かないものである。

穏やかな時間

先日、ねむの木学園を訪れる事が出来た。
昨年東京で開かれた絵画展で、感動的な絵画を目にして以来、どの様な環境の中で生活し絵画を制作しているのかを見たいと思っていた。
静岡らしい温暖な山里の奥にねむの木村があった。
訪れた日は、あいにく寒風が吹いていたが、普段はのんびり散歩が出来そうな静かな場所であった。

昨年の絵画展では、同じ名前という事で声を掛けた男性がいたが、その方にも再会した。
村には茶室があり、たまたまその方がお茶を点てる日であったので、くぐり戸から茶室に入り、そこで一対一で、和菓子とお茶を頂きながら、ゆっくりとお話しする事が出来た。
昨年話しかけた事も思い出してくれた。
本格的な茶室で、お茶を頂いたのも初めてであったが、そこで2人だけでお話しが出来た事も貴重な経験であった。
今までに無いゆったりとした空間と穏やかな時間であった。


土産にその人の描いた絵のマグカップを購入した。